営業なんて自分にはできない!っと思っている人へ

弊社は、広告営業を主に行っています。
新人ママさんから
「営業をやったことないから、自分にはできない」
「仲良くなってしまったお客さんに広告が売りにくい」
「人に物を売ることに罪悪感を感じるけど、どうすれば良いか」
という質問がよくあります。
営業とは一体なんなのか?なぜ物が売りにくいのか?どうすれば売れるようになるのか?
一つずつ解説していきます。
第一回は「営業とは一体なんなのか?」です。
営業とは一体なんなのか?

営業職のイメージって、みなさんどうですか?
・ノルマがきつい
・物を売りつける
・ひたすら頭を下げる など
ネガティブなイメージが先行しているかもしれません。
私も昔は、まさか自分が営業職をするなんて夢にも思っていませんでした。
ひょんなきっかけ(詳しくはこちら)から、営業をすることになったものの
元々人見知りの私は、やはり営業は苦手でした。
師匠との出会い
そんな私の考えを180度変えてくれたのが、師匠。
師匠は仕事を通じて知り合った先輩営業マン。
営業が苦手だと言う私に
「えー?なんで?営業めっちゃ面白いやん」
と驚くような発言をされました。
営業が面白い?なんで?と聞くと
「人の困り事を、解決して感謝されてお金までもらえるんやで〜」
え?困り事を解決?感謝される?
それまで独学で営業をやってきて、商品は売れていましたが、困り事を解決したことも感謝されたこともありませんでした。
どうせならお客様の困り事を解決して、感謝される営業マンになりたいと思い、その日から営業に関する本を読み漁りました。
営業マンのあるべき姿

今まではお客様の言う通りの写真を撮り、お客様の言う通りの文章を書いていましたが、営業について学ぶうちに
お客様は、その業種のプロフェッショナルであるが、広告に関してはプロではない
ことに気づきました。
なので、私がするべきは商品を販売することではなく、
広告について学び、より効果的な広告をお客様に提案すること
だったのです。
お客様に提案するためには、まず現状や要望、価値観を知る事が必要になります。営業マンは上手に喋れないといけないと思っていましたが、本当は逆で、お客様の話を聞く事の方が重要だったわけです。
人と話す事が苦手な私ですが、人の話を聞く事は好きだったので、お客様のところへ行く事が楽しくなりました。
人に物を売る行為に罪悪感を感じているあなたへ
お金儲けを悪いことと考えていませんか?
私はボランティア団体から営利団体に変わったときに
「最近お金儲けに走っているよね」
と言われることがありました。果たしてお金儲けは悪いことでしょうか?
松下幸之助さんの話
松下幸之助さんは松下電器(現パナソニック)の創業者で、経営の神様と呼ばれていた偉人です。松下電器が昭和2年、ナショナルランプ(現在の懐中電灯)を発売した時のこと。生活を便利にする懐中電灯は「必ず国民の必需品になる。知らせれば絶対にみんな買う」と確信し、初めて新聞に広告を出すことにしました。
当時の広告といえば大企業ばかり。個人経営の町工場であった松下電器にとっては、たった3行の広告でさえ、資金的に相当な負担でした。さらに販売店にナショナルランプを無料で1万個提供する思い切った売り出しまで行いました。
その結果、翌年末には毎月3万個を売るヒット商品になったのです。
幸之助さんは、広告について
正しい広告、宣伝は善であり、社会になくてはならないものである。良い製品であればあるほど、より早く、より広く、それを世間に知らせる義務が企業にはある。その義務を果たすために、企業は広告し宣伝をするのである。良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
つまり、人々の暮らしに役立つものやサービスを作ったのであれば、
より早く、より広く、世間に知らせるべきだとおっしゃっています。
そうすれば、たくさんの人が便利に幸せに暮らせるからです。
また、マネジメントで有名なピータードラッカーも、
企業の存在意義は社会貢献であると著書で書いています。
私達の使命も広告媒体を使い、集客に困っているお店のお手伝いをしたり
より良いサービスを求める地域の人々に情報を届けることです。
お店が儲かる
↓
より良い品やサービスを客に提供できるようになる
↓
消費者が喜ぶ
↓
またその店を利用する
↓
お店が儲かる
↓
税金をいっぱい収める
↓
町が良くなる
↓
みんなハッピー♪
だから、商売してる以上、広告は積極的にするべきだと思ってます。
良い商品を提供しているのに、宣伝しないと誰もそれに気づきません。
良いものを作り、たくさんの人を幸せにする
この事を知らないお店、多いです。
儲けたお金を独り占めする事は良くない事ですが、
儲けたお金で広告したり、設備投資したり、多店舗展開したり・・・
そうやって1人でも多くの人を幸せにしていきましょうよ!
って私は思ってます。
だから仲良くなったお店の人ほど、広告をすすめます(笑)
師匠がよく言っていた「儲かってないから広告できないという店ほど、広告を出すべき。じゃないと潰れるで」
この言葉の意味が、今ならよくわかります。
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