今回は、中小企業や個人店が「値引きを集客の柱として頼ってはいけない」というお話です。
値引き、すなわち価格競争の土俵に上がってしまうと、勝負は資本力で決してしまうからです。
つまり、お金持ちの企業には絶対にかなわないということ。
なぜなのでしょう?
これは極論ですが、とてもわかりやすい例があるので紹介しておきますね。
世界的に有名な通販サイトを運営する「A社」のエピソード
A社は自社サイトで販売したい商品を見つけると、その商品を扱えるように企業と交渉したり、場合によっては企業ごと買収したりして、自社サイトの商品を充実させていっています。
でも、中には素直に応じない相手だっていますよね。
そんなときも、お金にものを言わせて、力ずくで手に入れます。
そのやり方は、と言うと…。
わかりやすくパン屋で例えてみましょうか。

とある街に大人気の老舗パン屋があるとします。
A社は「どうしてもこのパン屋の商品を自社ECで取り扱いたい」と思っていて、老舗パン屋に販売提携の話を持ちかけます。
ところが、パン屋の経営者は「ウチは自社での販売しかやらない」と応じてくれません。
しかし、どうしてもこのパン屋がほしいA社。
とった行動は、なんとそのパン屋の隣に自社でパン屋をオープンさせたのです。
そして、そのパン屋と同じような商品を作り、圧倒的な低価格を打ち出し、お客さんを奪っていきます。
たとえ、売れば売るほど赤字が膨らむ状況であっても、相手の体力を尽きさせる持久戦に持ち込みます。
そう、目的は老舗パン屋をギブアップさせることです。
こうして老舗パン屋を経営難に陥らせた後、相手の意思にかかわらず、そのパン屋を手に入れてしまいます。
そのA社の経営者の言葉です。
「君は私が食べようとしているタコだ」
「朝食のタコは食べる前に、殺されなければならない」

怖いですよね…。お金持ち企業にとっては、別店舗や別事業でしっかりと利益を出しているので、こんな手法もできちゃうんです。
こんな極論まで出して、どうしても伝えたかったことは、資本力のない中小企業や個人店が「決して値引きに頼ってはダメ」と言うことです。
目的のない値引きは
「あなたの店の利益を圧迫します」
「あなたの店のサービス低下を招きます」
「あなたの店の本当の価値を見失います」
「最終的にあなたの店から未来を奪います」
どうか、あなたの店の本当の価値を見つけてください。
ここが一番苦労するポイントですが、絶対にあきらめないで。
それさえ見つかれば、たくさんのお客さんに来てもらうことなんて、実は思ったよりも簡単なのですから。
自分で考えても、なかなか答えが出ないっという時は、気軽にご相談ください。このLINEでもやりとりできます。
次回は「自分の店の価値の見つけ方」です。
LINE@で今すぐ使える、
わかりやすい経営&マーケティング情報配信中♪
お友達登録お願いします!
↓↓↓↓



←PCの方は、左のQRコードを読み取ってください
コメント