「広告反響を気にするな!なぜなら、そこに意味はないのだから」

ブログ

広告を提案するとどのお店さんも
「広告反響はあるの?」「費用対効果はどうなの?」
という言葉を口にされます。

私はいつも「無意味なことを聞くなあ…」と思うのです。

なぜなら、同業種の広告効果を知ったところで、同じ効果は絶対に出ないからです。

だって同じ業種が同じことを宣伝すれば、同じ売上が上がるのなら商売なんて簡単。みんな儲かっているはずです。

あえて言います。
「広告反響を気にするな! なぜなら、そこに意味はないのだから」

ぶっ飛び過ぎですか?

でも、その考え方こそが、ゴールに一番早く近づく方法なんです。

どういうことか、じっくり解説していきたいと思います。

2つのインド料理屋さんの明暗

同じ地域にある2つのインド料理屋さん、ニューデリー(仮称)とインダス(仮称)のケースを紹介します。

ニューデリーとインダスは、地域情報誌にクーポン広告を掲載しました。

どちらの店もクーポン内容は、、、

インド料理のランチ1000円 → 半額の500円!

です。

広告は
同じ日に発行した紙面に載せました。
同じページに載せました。
同じようなメニューを載せました。

それなのに、クーポンの回収枚数は…!

ニューデリー  518枚
インダス 44枚

なんと13倍も差がついてしまったのです!

これは〝たまたまでしょ〟なんて言葉では片づけられません。
どう考えても、誤差と言える範囲ではありませんよね。

さあ、あなたならこの現象をどう解説しますか?

………。
…………………。
……………………………。

……………時間切れです。

答えは、お店の認知度、お店への好意度です。

同じ宣伝内容でも、消費者が〝知っている店〟〝信頼できる店〟かどうかで、これだけの差が出てしまうのです。

エレベーターの法則

これは私が勝手に提唱する「エレベーターの法則」で説明できます。
マンションに住んでいると、出勤する時間にほぼ毎朝のように同じ住人とエレベーターに乗り合わせるはずです。話をしたことはなくても、毎朝会っていると、いつの間にかよく知っている人として安心を覚えるはずです。

ニューデリーさんはこれまで頻繁に、店のサービスを宣伝する広告を地域情報誌に載せてきました。なかには広告の反応が悪いときもありますが、店の認知度を高める目的で広告を続けていたのです。

一方で、インダスさんは年に1回、広告を載せるか載せないかです。

その結果、2つの店は消費者への認知度と好感度で
大きく差が開いていたのです。

1回の広告に対する費用対効果を考えることが、いかに愚かなことかお分かりでしょうか。

ニューデリーさんが広告を出す目的は、たくさんの人にお店を知ってもらうことです。
インダスさんが広告を出す目的は、かけた広告費以上の売上を回収することです。

両者が広告費を何に使っているか、をもっと分かりやすく言い換えるなら…。

デリーさんは広告費で「消費者の脳にお店の資産を作っています」
インダスさんは広告費で「ギャンブルをしています」

説明が〝ぶっ飛び過ぎ〟かもしれませんが、つまりそういうことです。

広告で「消費者の脳に資産を作る」は、USJを立て直したマーケティングの王者、森岡さんも言っておられます。

私のようにメディアの仕事をしていると、毎月100社以上の広告反響を目の当たりにします。だから、「消費者の脳に資産を作る」という言葉は痛いほど腑に落ちるのです。

その他のケース

最近もこんなケースがありました。
流行りの「相続セミナー」の開催告知の広告で、見知らぬ中小企業が開催すると、2~3組しか人が集まりませんが、東証一部上場の有名企業が「相続セミナー」を開くと、毎回20組以上の申し込みがあります。

お店や企業の名が売れているかどうかは
消費者にとってすごく大きなことなのです。

どんな小さな店でも
1回1回の広告反響に右往左往せず、ドーンと構えて地道に宣伝し続ける。
たったそれだけのことなのに、とーっても大事なこと。

それをやり続けることができた企業やお店だけが、
他社が知らない商売の世界を手に入れることができるのです。

「広告反響を気にするな!なぜなら、そこに意味はないのだから」

最初に申し上げたこの言葉の本当の意味、
お分かりいただけたでしょうか。

LINE@で今すぐ使える、
わかりやすい経営&マーケティング情報配信中♪
お友達登録お願いします!
↓↓↓↓

←PCの方は、左のQRコードを読み取ってください

コメント